こころね農園の暮らし

私って、「子育て」にホントむいてない。。
このところ、そんなことばかり思っていました。

そんな折、何度言ってもきかない息子にイライラ。
たけちゃんには、「私は子育てむいてない！！」とそのイライラをぶつけてしまいました。

はじめは「育児に疲れてるだけだよ」と優しい言葉をかけてくれたけれど、
エスカレートする私のボルテージに嫌気がさしたのか、
「俺が思うに、子育てに向いてる人なんて、いないと思うよ。みんなそれでもがんばってるんじゃん」
というようなことを言われて、仕事をしていればいいだけの男のあなたに何がわかるの？！とイライラは頂点へ（苦笑）。


第２子出産間近のともだちに、
「私って、子育てむいてないみたい。。」とこぼすと、
「私だってそう思ったよ。みんなそうだよ。そう思うとき、あるよ～。」
と言われ、ああ、そういうものなのかと思ったり。

そして、今日、母に
「私、子育てむいてないかも。。」というと、
「何言ってんの。むいてるもむいてないもないのよ。やらなきゃならないの。」
と軽く、あしらわれ、ああ、そうだよなと思う。

今までは、むいてないことはやらなくて済んだ、というか、
むいてないと思うことはやらないようにしてきたので、
むいてなくてもやらなくてはならないということは初めての体験のような気がする。

でも、少し気持ちが落ち着いて、時間がたってみると、こんなに息子がかわいいんだから、むいてないわけないじゃない！私はこの子の母親よ、と思ったりもする。

そんなことを繰り返しながら、だんだんと私も母親になっていくのでしょうか。

ダメだと何度言ってもきかなかったり、思い通りにならないと泣き叫んだり、ごみ箱をひっくり返されたり、味噌汁ひっくり返されたり、茶碗を割られたり、床に落書きされたり、この暑いのに何度も扇風機のコンセントを抜かれたり。。。
数え上げたらきりがないいろいろを、包み込むようなまなざしで、あたたかく受け止めることができるようになっていくのでしょうか。

どんどん成長していく息子。
きっとすぐに私の手を離れていってしまうんだろう。
こういう時期はほんのいっときなんだろうから、子育てを楽しみながら、穏やかな気持ちで日々を過ごせたらいいなと思うのですが、ドタバタした毎日になかなかそんな余裕もなく。
でもでも、なるべくおおらかな気持ちで接していきたいなと思います。

最近、私が曇った顔をしていると、息子が『なーらんだ』という絵本を持ってきて、
「にこにこ笑顔もなーらんだ」というページを開いてにこにこします。
お父さんとお母さんと子どもが手をつないでにこにこしている絵なのですが、
このページを見ると、ああ、そうだよな、にこにこしてないとな、と思うのです。

そうだよね。お母さんにはにこにこしててほしいよね。
そんないじらしいことをする息子がかわいくてしょうがないのですが、
でも、曇ってるのはお前のせいなんだぞ～と思ったり（笑）。

暑いけど、明日もがんばろう。

久々のつぶやきでした（笑）。