こころね農園の暮らし

昨日、畑で見た空がとてもきれいでした。
雲ひとつない・・・という空ではないのだけど、
澄んだ青と、膨らんだ白い雲、緑の木々や遥かに見える山とのコントラストが
なんともいえない空でした。

私は、雲ひとつない真っ青な空より、
雲がある空の方が好きだなぁと思いました。
いつもの癖で、なぜかなぁと考えてみました。

空はココロのようで、
雲は悩みのようだと思いました。

雲があるから、雲間から光がさすように、
悩みがあるから、ひとの優しさが身にしみるのかもしれない、
と思いました。

この悩みがなければ・・・と思うことは多々あるけれど、
悩み一つないなんて状況はありえなくて、
でも、悩みがあるからこそ、人は強く、優しく、そして温かくなれるのかな、と。

悩んでいると、つい、もくもく入道雲が大きくなって、
夕立のような嵐に巻き込まれていってしまうけれど、
それは、雲の中に入ってしまっているからであって、
雲から出て、外から眺めてみれば、たいして大きくもない雲なのかもしれない。

そんなことを思っていたら、
心地よい風が吹いてきて、雲は広い空を流れていきました。
青い空の中で、白い雲は、少しずつカタチを変えながら流れていきました。
雲はとどまることはなく、空を流れていくのだな、と。

そして、空が広ければ広いほど、雲が小さく見えるような気がしました。


しばらくの間、わかちゃんと二人でぼーっとしながら、
そんなことを考えていました。

わかちゃん、たそがれ中（笑）。


気分がいいのか、グッドスマイルのわかちゃんです。


毎日いろいろあるけれど、
この空のように、広いココロでいろんなことを受け止めていけたらなと思いました。