こころね農園の暮らし

今日で2月も終わります。
雪に振り回されて、なんだか何もできずに2月が終わってしまったような気がしていますが、
それでも確実に季節は春へと向かっていて、私たちも春への準備を進めています。

これは踏み込み温床です。
落ち葉、米ぬか、わら、植木の剪定くずなどをサンドイッチして、
何度も踏み込み発酵させ、発熱させたものです。
この熱で苗を育てます。

育苗ハウスは無事だったので、今はこの上で苗を育てることができています。

思えば、2月14日、あの大雪の日もこのための落ち葉を集めていました。


車からのぞくの図。


ただただ、できることをしようと落ち葉を運んで何往復したでしょう。


ずんずん積もる雪を見ては、ずんずん募る不安。。

今でもあの時のことは思い出したくありません。。

でも、今思えば、育苗ハウスが無事だったのはこの温床の発熱でハウス全体が温まり、
雪を溶かしたからハウスは潰れずに済んだのかな、とか、
必死に頑張る私たちを神様がかわいそうに思って救ってくれたのかしら・・・、
とか思ったりしています。
とにかく無事でよかったです。。

でも、今回の雪で被害にあわれた方もたくさんいらっしゃるので、
その方たちの大変さを思うと、胸が痛みます。
常に自然の影響を直に受ける、農業の厳しさを実感した雪でした。

雪で畑が使えないので、最近は育苗をしつつ、鶏小屋づくりを進めています。
新しい鶏小屋が完成したら、今回の雪で潰れてしまった鶏小屋の屋根を補修する予定です。
また鶏小屋づくりの様子もこちらでアップしたいと思います。

もうすぐヒヨコがやってくるので、少し緊張しますが、
頑張っていきたいと思います！