2013年01月29日
踏み込み温床
踏み込み温床が完成しました。去年は落ち葉を集めて踏み込むのが大変だったので縮小したのですが、意外と狭くて不便だったので、今回は少し大きめに手直ししました。
踏み込み温床は昔ながらの農家の育苗技術です。2月に入ると夏野菜(ピーマン、ナス、トマトなど)、キャベツ、レタスなどの種まき、育苗がはじまります。その時期はまだ寒いので保温しないと苗が育ちません。そこで落ち葉の発酵熱を利用して育苗します。今では電熱線を使用するケースが多いようですが、当農園では育苗ハウス内で踏み込み温床で育苗します。落ち葉、ワラ、鶏ふん、米ぬかをサンドイッチのように積み、水をかけて踏み込みます。高さ50cm位になるまで繰り返します。落ち葉の量は軽トラ20台位必要です。踏み込むのが結構大変で農閑期でたるんだ体が引き締まります。
ちなみに去年の踏み込んでる画像です。妊婦の嫁はこの踏み込んだ4日後に出産しました。
Posted by 百姓を目指す修行生 at 22:56
│畑のこと